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TRIスピンオフのWalden Robotics、評価額11億ドルでステルス脱却 Toyotaと車輪型ロボットで提携

3行まとめ
1評価額11億ドルで3億ドルを調達。7月15日にステルスを脱却。Toyota Research Institute(TRI)での約10年の開発を経てスピンオフ
2CEO Russ Tedrake氏は脚ではなく車輪型ベースを選択。「脚にする理由は色々あるが、問題は対象市場をどう見るかだ」と安定性・安全性を優先する判断を説明
35本指の複雑なハンドではなく単純で頑丈な2本指グリッパーを採用。「Toyotaの工場に配備しているが、週末になるとハンドは酷使でボロボロになる」と実運用での摩耗を明かした
要約

Toyota Research Institute(TRI)からのスピンオフであるWalden Roboticsが、評価額11億ドルで3億ドルを調達し、7月15日付でステルスを脱却したことが明らかになった。TRIでの約10年の開発を経ての独立で、Toyotaとは製造・物流現場向けの実用的なヒューマノイド開発で提携する。掲げる方針は利益最大化ではなく「現場作業者のQOL向上」で、24時間稼働でコンベアや従来型ロボットアームが不向きな反復タスクを主戦場に据える。

技術選択で目を引くのは、脚ではなく車輪型ベースを選んだ点だ。CEOのRuss Tedrake氏は「脚にする理由は色々あるが、問題は対象市場をどう見るかだ」と述べ、安定性と安全性を優先する判断を説明した。ハンドについても5本指の複雑な機構ではなく単純で頑丈な2本指グリッパーを採用しており、「Toyotaの工場に実際配備しているが、週末になる頃にはハンドが酷使でボロボロになる」と実運用での摩耗の実態を明かしている。長期的にはTRIの拡散方策技術を活用した汎用ロボットを目指すとしており、Persona AIのような「狭いタスクから実用化する」路線とは対照的に、実配備先での摩耗データという実利用の裏付けを最初から持っている点が特徴的である。

出典: IEEE Spectrumhttps://spectrum.ieee.org/humanoid-robots-walden-robotics-toyota公開:
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